レーシックは永久的に視力を回復させてくれる?
レーシック治療を受けても、そのうちに視力がもとに戻ってしまうという話を耳にすることがあります。
せっかく高い治療費を支払って治療を受けたのに視力がもとに戻ってしまっては意味がありませんよね?
レーシック治療を受けた約99%の人は、術後2~3ヶ月で視力の回復を実感すると言いますが、その効果の持続性には個人差があるようです。
治療後に視力がもとに戻ると言われている理由は、レーシック治療には、すでに起こっている症状を改善することはできても、これから進行をする症状を予防することができないという特徴があるためだと考えられます。
例えば、手術を受けた時に、近視や乱視の症状が進行をしている最中であった人は、手術をおこなっても症状が進行を続ける可能性がありますし、暗いところで目を使ったり、パソコンを長時間使用するような、目を酷使する生活を続けている人も視力の低下が進行をする可能性があります。
また、遺伝的に視力が落ちやすい人も、手術後に視力の低下が進行をする可能性がありますし、レーシック治療によって削りとった角膜が自然治癒によって再生をされて、視力がもとに戻る可能性も考えられます。
しかし、多く場合は、手術後直ぐに視力が低下をするというわけではなく、長い年月をかけて徐々に低下をしていきます。
また、パソコンの使用時間に制限を設けて、暗いところでは目を使わないように気をつけたり、睡眠時間を多く取って、目を休める時間を設けたり、目に良いとされる食事を摂るなど、目をいたわる日常生活を送ることで、視力の低下を遅らせることもできます。
また、近視や乱視の状態が極端に悪い人は、1回手術をおこなっただけでは近視や乱視が残ってしまい、術後に思ったほどの効果が現れない場合があるようですが、そのような場合は、角膜や目の状態に問題がなければ、保証制度を利用することで無償で再手術をおこなうことが可能で、2回手術をおこなうことで、ほとんどの人が1.0以上の視力にまで回復をすることができると言われています。
1回の手術で視力が回復をしないで、再手術をおこなう人が多いという話も聞きますが、実際に再手術をおこなっている人は、全体のわずか1%にすぎないのです。
手術を成功させるためには受ける病院選びも大切なポイントになります。
http://www.huckabees.jp/byouinnerabi.htmlに詳しくかいてありますが、担当医がどのくらいの数レーシック手術を行ったことがあるかの実績や過去の失敗例などについてもきちんと理解した上で選んでいくことが大切です。
眼は私たちにとってとても大切なものなので、後悔しないためにも時間をかけて慎重に選ぶようにしましょう。