レーシックを受けるには入院が必要?
レーシック治療は外科手術を必要とする治療であるため、その他の外科手術をおこなう時と同じイメージを持って、入院が必要だと考えている人もいるでしょう。
しかし、レーシックの手術時間は、片目で15分、両目をおこなっても30分程度で終わらせることができて、手術後は、安静室で30~60分程度休んだ後に、医師が診察をおこなって、何も問題がなければすぐに帰宅をすることができます。
レーシックの手術は、手術前の検査や手続きの時間を加えても、病院を訪れてから2~3時間程度で帰ることができるのです。
視力の回復には時間がかかりますし、麻酔が切れた後は多少の痛みを感じるため、車を運転することは出来ませんが、局部麻酔で手術をおこなっているため、体は通常通りに動きますし、目も見えないような状態ではないため、入院を勧めてくるクリニックや病院はほとんどありません。
また、レーシック手術をおこなっているクリニックや病院の中には、入院のできる設備が整っていないところも少なくないので、仮に患者が入院を希望したとしても、入院をさせることができないという現状もあります。
ただし、手術の前日に検査をおこなったり、翌日には経過を見るために病院を訪れる必要があるため、手術当日を入れて3日間は続けて病院に通う必要があり、そのため、遠方から通っている人の場合は、自宅から通うよりも入院をした方が楽だと感じてしまうかもしれません。
そのような人には、クリニックの近くにあるホテルに泊まる事をお勧めします。
安めのビジネスホテルを選べば、交通費をかけて帰るよりも安く済ませることのできる場合もありますし、病院やクリニックによっては、遠方から手術を受けに来る人に対して、交通費の一定金額を補助してくれる場合もあります。
レーシック手術をおこなっている病院やクリニックは、比較的都心部に集中をしているため、通うことができないと考えている人も多いと思いますが、補助金制度を活用することで、交通費や宿泊費などの負担を軽減することができるのです。
ただ、補助金制度を受けるためには、一定の条件がありますし、手術方法によっては受けることができない場合もあるため、事前に問い合わせをして、確認をしておくようにしましょう。